人工衛星YODAKAのお披露目会
2024年4月21日(日)、花巻市文化会館大ホールにて、岩手県立花巻北高校からのボランティアスタッフのお手伝いをいただきながら、多数の花巻市民を集めた「花巻 宇宙の日」が開催されました。これまでUP花巻の活動は花巻北高校が活動の中心だったのですが、2月に花巻市総合体育館で開催された宇宙飛行士講演会に続き、一般市民にこれまでの活動経過を含め、「花巻×宇宙」の本プロジェクトをお披露目する貴重な機会となりました。
はじめに「花巻スペースプロジェクト UP花巻」について動画で簡単に説明したあと、花巻北高校生徒会長の永畠緋竜さんによる、花巻北高校で採択された人工衛星「YODAKA」を使ったミッションの説明がありました。短歌の上の句と下の句を別々に全国から募り、それを花巻市内や全国の決まった場所からYODAKAへ送信。それらを組み合わせて短歌を完成させるというものです。これは花巻北高校で様々なミッション案を募り、選ばれたものでした。
YODAKAの模型披露に先立ち、場内は真っ暗に。大ホール天井には星空が映し出され、花巻市内には無いプラネタリウムを楽しむことができました。その壮大な光景を見ながら宇宙について簡単に説明。そのあとステージ上にYODAKAの模型を披露しました。カメラを使って細かいところまでスクリーンに映し出して説明がありました。この模型はその後大ホール外のロビーに置かれ、来場者に間近で見ていただきました。
会場が一体となったスタージャンプチャレンジ
最後に「花巻 宇宙の日」を記念してリレー形式の連続スタージャンプチャレンジが行われました。スタージャンプとは両手、両足を広げてジャンプするもので、今回のチャレンジではスタージャンプを何人が連続して行えるかというものでした。TVアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」のこてつくんも応援に駆けつけ、参加者には「花巻×宇宙」をより身近に感じてもらえたのではないかと思います。
この日のイベントで広く市民に「花巻スペースプロジェクト UP花巻」のプロジェクトを知ってもらうことができました。今後も折に触れ、このプロジェクトや人工衛星YODAKAについて知ってもらう企画を実施していきながら、今秋計画されている打ち上げに向かえたらと考えています。
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